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この世界に正解を求める人々へ

どうも、山本です。

僕はプロデュース、コピーライティングという仕事柄、多種多様な業種、業態の方々と関わらせていただいてます。

で、このプロデュースとかコピーライティングって音楽でいうところの「アンプとスピーカー」的存在なんですよね。

アンプは音を増幅する装置、スピーカーは音を実際に流す装置です。

つまり、僕の仕事はコンテンツホルダーの思想や哲学がより多くの人に聞こえるように増幅しそのコンテンツをより多くの人に届けることが役割なんです。

そしてお客様にそのコンテンツを選んでもらえて収益を増やすことまでできれば任務達成です。

そんな仕事を同時に複数行なっているので、色んな人の思想や哲学に触れるのですが、この仕事をやっている上で避けて通れないことがあります。

それは、人それぞれ違う主張を代わりに主張すること。

具体的には、強みを大事にしている方のプロデュースをする場合は、「強みがあればうまくいく」ということを一貫して主張するし、ビジネスはセールスが命という方のプロデュースをする場合は、「セールスが命」ということを一貫して主張します。

また、なんでもいいからとにかく行動!という方のプロデュースの場合は、「行動しよう、自己肯定感なんていらない」ということを一貫して主張するし、自己肯定感がビジネスの成否を分けるという方のプロデュースでは、「自己肯定感が全ての原因」ということを一貫して主張するのです。

みんな違う価値観ですが、それぞれの価値観を最大限に生かすための発信の方向性を決めたりLPなどの制作を行っています。

で、このような考えって人それぞれの価値観なので、正解・不正解はないし、少なからずこの主張によって人生が幸せになっている張本人が自分なりの主張をしているのです。

僕は先ほどもお伝えした通り、彼ら彼女らの思想や哲学、そして価値観を言語化したり、広める仕事をしています。

要は、一緒に仕掛ける側に入って仕事をしているということですね。

前置きが長くなってますが、ここからが本題です(笑)

僕は仕掛ける側なので、それぞれの主張の意図も知れるし、根本的に言いたいことも理解することができます。

しかし、世の中に放たれているメッセージはそもそもコンテンツホルダーの方々が、根本的に伝えたいメッセージではないことがほとんどだと感じてます。

なぜなら、根本的に伝えたいことは多くの場合、抽象的で本質的、そして一般的なので、メッセージとしては誰かに使い古されていることが多いから。

なので、根本的に伝えたいことをシンプルにメッセージングしても、競合に埋もれてしまい、振り向いてもらうことが難しかったりします。

よほど特殊な主張であったり、他にはないテクノロジーがあれば、本質的なことをストレートに伝えればいいのですが、競合が多いサービスとなるとそうはいきません。

なので、まずは世間に振り向いてもらうために、あえて分かりやすい言葉、キャッチーな言葉で主張をしていきます。

競合との違いを打ち出しつつもマーケットの需要がありそうなキーワードを探し出し、そのキーワードを使ってメッセージを世の中に放ちます。

すると、どうでしょう。

世の中には競合に埋もれまいと必死になって作られたメッセージがどんどん放出されていきます。

見込み客の気を引きとっかかりを作るために作られた、本質を伝えているとは限らないメッセージが世の中に蔓延していきます。

例えば、ビジネスを成功させることがテーマだったとしても、

・集客の仕組み化が大事
・集客なんていらない
・世界観が大事
・潜在意識の思い込みを取ることが大事
・ノウハウなんかいらない
・最先端ノウハウがあれば成功する

などと、様々な切り口でメッセージが放出されています。

つまり、仕掛けられる側はこれらの大量のメッセージを日々浴びせられ続けているのです。

そして、混乱していきます。

結局何が正解なのか?と。

大量のメッセージの中で良いと思ったものを真に受けて、ノウハウを買ってみたり、塾に参加してみたり、コンサルを受けてみたり、何かを習得することに意味はないと感じ、内面に向き合ってみたり、結果的に何をやっても思ったような結果が出なかったりする訳です。

そして救いを求めて、癒しや遊び、そして宗教なんかに走ってみたりする訳ですが、それでも尚、思ったような結果が得られないなんて話が世の中にたくさんあふれています。

死後の世界に救いを求めることもある訳です。

で、色々書きましたが、どんな選択をしても自分的に幸せを感じていればなんでもいいと思うんです。

ですが、多くの人はフラストレーションを抱えたまま人生を走り続けていくのです。

世の中の発展の流れを見るとこれからも世に放たれるメッセージは増え続けることでしょう。

誰もが仕掛けやすい世の中ですから。

なので、仕掛けられる側が自分にとって大事なことを見極められるようにならないと世の中の選択肢の多さに翻弄され続ける人生になってしまいます。

何を選んでいいか分からないし、選んだとしてもそれで自分が満足できる状態になれるのかが分からない。

そんな未来がこれからも待ち受けています。

では、どうすれば自分にとって大事なことを見極められるようになるのか?

それは、昨日の話にもつながりますが、自己認識を深めることで、自分がそもそも大事にしている価値観、思想、哲学を明らかにすること。

そもそも自分が大事にしていることが何か分からない時点で、自分にとって役立つこと、必要なこと、心の底から望むことなんか理解できません。

そんな状態で何かを学ぶとか買うとかしても、人生迷子になるだけです。

だからこそ、自分が大事にしていることを知ることが重要なのです。

大事にしていることを自覚していれば、そこを基準に物事を選択できますからね。

その上で、自分が大事にしたいことに沿った、情報を受け取ればいいんです。

そうすればもっとより自分が求める理想に近づいていくことができますし、不要に何かを学んだり、買ったりする必要もありません。

最後にまとめますね。

何が正解かを外に求めれば世の中に蔓延する大量のマーケティングメッセージに汚染されてしまい、自分のアイデンティティを見失います。

そして、さらに世の中のメッセージに流されてどんどん迷子になっていきます。

結果、自分の人生を諦めてしまい、苦悩に満ちたまま死にゆくことになります。

そうなりたくないのなら、自分の意思で自分の道を生きたいのなら、自分の大事にしていることを知ってください。

価値観、哲学、思想を認識してください。

そうすれば、きっとあなたはあなたとして人生を生き抜くことができるはずです。

最後に質問を入れておきますね。

あなたが大事にしたいことは何ですか?

ここを明確にすることが自分らしい人生の一歩目を踏み出すことに繋がります。

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